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73歳から始める水彩画13

作品名:『とある日の伊根』

絵に書いた様な写真を絵にした一枚。
海沿いの舟屋と優雅に飛ぶ鳥、嘘の様な虹が彩りを添えています。

以下に題材となった伊根のご紹介です。

基本情報

  • 地名:伊根(いね)
  • 正式名称:京都府与謝郡伊根町(いねちょう)
  • 場所:京都府北部、日本海に面する丹後半島の東側
  • 人口:約2,000人前後(小さな町)

特徴:“海の上に浮かぶ町”

伊根町は、**「伊根の舟屋(いねのふなや)」**で全国的に有名です。
舟屋とは、家の1階が船のガレージ、2階が住居という独特な構造の家屋のこと。

舟屋の特徴

  • 海ぎりぎりに建てられており、家の下まで海が来ている。
  • 約230軒の舟屋が、湾を囲むように立ち並ぶ。
  • 現在も実際に人が住んでおり、生活と海が一体化した風景が残る。

その景観が評価され、「重要伝統的建造物群保存地区」(国の文化財)に選定されています。

歴史

  • 江戸時代ごろから舟屋の形が見られるようになったとされています。
  • 元々は、漁師が船を収納・修理するための家屋として建てたもの。
  • 伊根湾は外海から守られた天然の良港で、波が穏やか。
    → だからこそ、海ぎりぎりまで建物を建てることができたのです。

産業と暮らし

伊根は昔から漁業の町

  • 主な漁:ブリ、アジ、イカ、サザエなど
  • 特に有名なのが「伊根ブリ」や「伊根マグロ

また、最近は観光と民宿も大きな産業になっています。
舟屋を改装した宿泊施設やカフェがあり、海を眺めながら過ごせる体験が人気です。

観光情報

見どころ内容
🏠 舟屋群伊根湾沿い約5kmにわたる舟屋の景観
⛵ 遊覧船「伊根湾めぐり遊覧船」から舟屋を海上から見学できる
☕ 舟屋カフェ元舟屋を改装したカフェで海を眺めながら休憩
🐟 伊根漁港新鮮な魚介を味わえる食堂も多数
🍶 向井酒造日本最北の海辺の酒蔵。女性杜氏が作る「伊根満開」が有名(赤いお酒)

アクセス

  • 京都市内から車で約2時間半
  • 天橋立から車で約40分
  • 最寄駅:京都丹後鉄道「天橋立駅」から路線バス(約1時間)

映画・ドラマ・文化

  • 映画『釣りバカ日誌』やドラマ『ええにょぼ』などのロケ地として知られる。
  • その美しい景観から「日本のヴェネツィア」と呼ばれることもあります。

豆知識

  • 「伊根」という地名は、「稲(いね)」ではなく、
    古語で「入り江」を意味する言葉が語源とされます。
    → つまり、「入り江の町」という意味なんです。

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