
作品名:『蓮』
蓮の花です。かわいい。
蓮の概要
蓮(はす/ハス)は、水辺に生える多年草で、清らかさ・再生・悟りを象徴する植物として、自然・宗教・芸術の中で古くから親しまれてきました。
基本情報
- 分類:ハス科ハス属
- 学名:Nelumbo nucifera
- 原産地:インド〜中国
- 開花時期:6〜8月(早朝に咲き、昼頃しぼむ)
- 生育環境:池・沼・水田などの浅い水中
形態の特徴
花
- 大きく華やかで、色は淡紅色・白が多い
- 1輪は 3〜4日ほど咲いたり閉じたりを繰り返す
- 朝に開き、午後には閉じる性質がある
葉
- 直径30〜60cmほどの大きな円形
- 水をはじく(ロータス効果)
- 葉も花も水面より高く伸びる
実(花托)
- 蜂の巣状の「花托(かたく)」に種子が入る
- 種は非常に寿命が長く、数千年発芽例もある
蓮と睡蓮の違い(簡易)
| 項目 | 蓮 | 睡蓮 |
|---|---|---|
| 葉・花 | 水面より上 | 水面に浮く |
| 葉の切れ込み | なし | あり |
| 開花 | 朝 | 昼・夜(種類による) |
文化・宗教的意味
- 仏教:泥の中から清らかな花を咲かせることから、悟り・清浄の象徴
- **仏像の台座(蓮華座)**に用いられる
- 極楽浄土を表す花として描かれる
食用としての蓮
- 蓮根(れんこん):地下茎
- 穴は通しがよい=縁起物
- ビタミンC・食物繊維が豊富
- 種子(蓮の実)も漢方・食材として利用
蓮が好まれる理由
- 泥水でも汚れずに咲く強さと美しさ
- 早朝の静かな時間に咲く神秘性
- 観賞・信仰・食のすべてに関わる稀有な植物
蓮は「自然・精神・生活」を結びつける、日本文化に深く根づいた花です。

