私の父が老後の楽しみとして水彩画を描いております。その中の作品です。

作品名:『尾瀬の木道』
昭和30年以前は登山者が自由に湿原を歩いていたそうです。
しかし、湿原は抜かるんでおり歩きにくく、木を切って湿原に敷いたのが小道の始まりだそうです。
尾瀬全体の木道は総延長約57kmなのだとか。
画伯曰く、木と山の遠近感にこだわったそうです。
こうして見ると、すごく広い湿原という表現にチャレンジしている気がします。
緻密に描かれた手前と遠くに広がる湿原、更に遠くにそびえる山々。
遠近感にこだわった理由もわかりますね。